「紅蓮華」「炎」など数々のヒット曲を持つアーティストのLiSA。
その類まれなる歌唱センスは各所から称賛を浴びていて、日本レコード大賞も受賞しています。
しかし、SNSなどではそんなLiSAの歌声が苦手だというコメントもあるようです。
LiSAの歌声が苦手、嫌いというのはなぜなのでしょうか?
調べてみました!
LiSAの歌声、パワフルで大好きなんだけど…苦手な人もいるのかな?
LiSAの歌い方が嫌い?
まず、LiSAに限らずどんなアーティストについても、歌声が苦手だという人は少しはいると考えられます。
いくら歌がうまくても、100%の人に好かれるのはやはり難しいですよね。
苦手だったり嫌いと言われるのは、むしろ有名になっている証なのかもしれませんね。
LiSAの歌い方は変わった?
LiSAさんの歌い方はとてもパワフルですが、これは昔からなのでしょうか?
インディーズ時代の音源を聞くと、今よりも若干低音の声質のようでした。
レッスンなどによって、今のハイトーンの歌い方が完成されたのかもしれませんね。
LiSAの歌い方の特徴は?
ここから、LiSAの歌い方の特徴について調べてみました。
まず、低音域と中音域はチェストボイス、つまり地声で歌っています。
しかしここで特徴的なのは、低音域や中音域とは言っても、比較的高めの音域帯まで地声を使っています。
声帯の強さや柔軟性がそれを可能にしています。
また、息系のささやくような声質から、声帯をしっかりと鳴らすような「鳴り系」の声質まで、多彩で幅広い声質の表現を持っているということです。
具体的には、息系の発声は息の流れがとてもきれいです。
鳴り系の発声は、バランスよくしっかりと鳴らしています。
このような多彩な発声表現が可能なのがLiSAさんならではです。
これがオールラウンドな歌への表現力を可能にしています。
名曲を例にして歌い方を紹介!
それでは、LiSAさんのヒット曲を例にして歌い方を紹介していきます。
紅蓮華
まず「紅蓮華」は低音から高音までがかなり広いです。
高音域は2オクターブあり、さらにテンポが早いので難易度はかなり高いです。
一般の方がカラオケでうまく歌うのはなかなか大変かもしれません。
この音域をテンポを変えず歌い切るのはLiSAさんの卓越した歌唱力ゆえですね。
炎
次は、映画「鬼滅の刃」の主題歌「炎」です。
炎は、紅蓮華とは違ってバラード調のゆっくりとした楽曲です。
また、高音もかなり高いのですが、叫ぶような歌い方でなく、訴えるようなメロディーです。
音域についてはやはり広く、難易度は高いです。
バラード楽曲なので、抑揚の取り方にはコツが要ります。
また、地声から裏声へ替えないと歌い切ることは難しいのですが、その切り替わりのタイミングは要注意です。
LiSAの曲の特徴!苦手や嫌いな理由は?
ここまで調べてきたように、LiSAさんの歌唱の特徴は以下です。
・地声と裏声、どちらもレベルが高く音域もかなり広い
・ささやくような歌い方や叫ぶ歌い方など、表現力が幅広くハイレベル
・ハイテンポやスローテンポなど、どんなタイミングにも適応できる音楽センスと瞬発力
また、地声から比較的声が高いこともあり女性にしか出せないかなりの高音での歌唱が可能だということもありそうですね。
苦手な理由
このような素晴らしいテクニックを持ったLiSAさんの歌ですが、苦手な理由は以下のように考えられます。
・高音の歌が苦手
このような人は一定数いますね。
頭がキーンとする、という人もいますし、特に高齢の方には苦手な人も多いようです。
これは聞く人の個々の特徴なので、仕方ないと思われます。
・独特の歌い方
名アーティストには多少の歌い方のクセはあります。
福山雅治さんや桑田佳祐さんもかなりの癖はありますよね。
この癖が苦手な人も確かにいます。
LiSAさんは比較的クセは少ないほうかとは思いますが、やはり若干のクセはあるようです。
これも仕方ないですね。
また、アニメソングは一般的に高音の歌が多く、テンポも速いことが多いので、このような楽曲をあまり好きではない層も一定数存在します。
しかし、そんなLiSAさんの歌声が苦手な人もいますが、むしろLiSAさんの歌声が大好き!という人はその何倍もいると思われます。
2023年に全国で行ったライブツアーは、どこの会場も満員でかなりの盛り上がりを見せました。
一時的な活動休止を乗り越え、完全復活したLiSAさんの歌声はさらに素晴らしいものになっています!
まとめ
ここまで、アーティストLiSAさんの歌声について調べてみました。
LiSAさんの歌声は低音域から中音域を地声で発声していますが、高音まで地声で歌うこともありかなりの声帯の能力の高さが見受けられます。
また表現力やテンポ力も卓越していて、どんな難易度の高い曲も歌いこなせる素晴らしいポテンシャルの持ち主です。
一定数、その歌声が苦手だという層も存在していますが、その何倍ものファンがLiSAさんの歌声を楽しみにしているようです。
今後のさらなる活躍に大注目ですね!
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