日本の女性シンガーソングライターAimer(読み:エメ)。
聴くものを魅了して話さないAimerの歌声は何度も聞きたくなってしまう中毒性がありますよね。
その凄さは声のゆらぎや周波数に関係しているよう…!!
そこでこちらでは彼女の、特徴的且つ唯一無二の歌声の秘密に迫ります。
Aimer(エメ)の凄さ!歌声の特徴とは?
Aimer(エメ)の凄さについてまずは歌声の特徴を詳しく見ていきましょう。
唯一無二の歌唱法
甘くもハスキー、そしてのびやかで独特な歌声が持ち味であり特徴のAimer(エメ)。
この歌声は彼女自身が元々持っていたわけではありません。
Aimer(エメ)は15歳の時に喉に負担をかける歌唱で酷使した結果突如声が出なくなる、というアクシデントに見舞われます。
現在の歌声は治療の末、喉に負担のかからない歌唱方法を会得・確立し、再び歌えるようになった際に手に入れた唯一無二の歌声なのです。
歌への愛情
1stアルバム「Sleepless Nights」リリースの際に受けたインタビューで彼女は
「もう歌えないのかなという絶望感はあった」
「歌えなくなって初めて自分はこんなに歌が好きだったのかと実感した」
「喜びや悲しみどちらか一方を切り取るのではなくどちらも受け入れて歌いたい」
と想いを語っています。
声が出なくなるというアクシデントを乗り越え、絶望しながらももがき歌い続けることを選んだ彼女の芯のつよさ、音楽や歌への愛情が現在もたくさんのファンを魅了する楽曲を届けている歌声の強みであり特徴なのかもしれません。
次の項目ではさらにその魅力的な歌声の秘密について更に掘り下げていきます。
Aimer(エメ)の歌声の周波数とゆらぎとは?
Aimer(エメ)が凄いのは歌声の周波数やその「ゆらぎ」が関係していると言われています!
先述の通り、Aimer(エメ)は独特のハスキーさと甘さを兼ね合わせた唯一無二の歌声の持ち主です。
音楽業界でも彼女の歌声のファンと公言し絶賛するアーティストが多数いるほど。
声質
そんなAimer(エメ)の歌声ですが、声質に「1/fゆらぎ(読み:えふぶんのいちゆらぎ)」という特徴を持っていると言われています。
「1/fゆらぎ」がなにかというと、パワーが周波数fに反比例するゆらぎのことです。
これまで様々な研究がされていますが、「1/fゆらぎ」は人間が感じる快適性と関係があると言われています。
「1/fゆらぎ」を感じると人間の生体リズムと共鳴して自律神経が整えられたり、精神が安定したり、活力が湧くと考えられているそうです。
視覚的に見えない分、とても不思議な現象ですよね。
効果
実は身の回りにも「1/fゆらぎ」を持つものが多数あり、日々そのゆらぎを感じることができます。
例えば、小川のせせらぎや焚火の音、炎の揺れ、木漏れ日や電車や車などの揺れ、人間の心拍の感覚など様々で自然界で多く感じることができるものだそうです。
そんな「1/fゆらぎ」音を聞くと人間の脳内がα波(読み:アルファ波)の状態になり、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらすと言われているのです。
聞くだけで癒され体がリラックスできるということですね。
先述の通りAimer(エメ)はその歌声に「1/fゆらぎ」を持つと言われているのです。
とても凄いことですよね。
同じ歌声の持ち主
日本でも「1/fゆらぎ」を持つ人間は数人しかいないと言われています。
更にアーティストでいうと「1/fゆらぎ」を持つ人はごく僅かしかいないと言われており、代表的なのが宇多田ヒカル(読み:うただひかる)、美空ひばり(読み:みそらひばり)など…錚々たるアーティストたちです。
ただAimer(エメ)は元々「1/fゆらぎ」を持っていたわけではなく、前項目で書きました通り声が出なくなる病気を乗り越えた後、
現在の歌唱法を会得・確立させたことでそのような声質を得ることになったためかなり特異なパターンだと思われます。
また、2024年現在も喉の傷は完治していませんが、治ってしまうと今の歌唱法ができなくなってしまうのでわざと完治させないでいるそうです。
ここからも音楽や歌への愛情が垣間見えますよね。
とにかく生身の人間の歌声で人間の生体にリラクゼーション効果をもたらせるというのはとても凄いことだと思いますし、アクシデントを乗り越えた末に手に入れたと思うとドラマを感じますね。
楽曲によっては力強さを感じたり、儚さを感じたり、彼女の多彩な表現力もさることながら歌唱法によって生み出されるゆらぎが彼女の歌声にさらなる魅力を加えていることは間違いないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はAimerの歌声の秘密にぐぐっと迫ってみました。
彼女の様々な楽曲のすべてに「1/fゆらぎ」が関係していて、聞くだけでリラクゼーション効果があるというのは驚きですよね。
彼女の楽曲で癒されてる方はたくさんいらっしゃると思いますが(私もそのひとりです)、聞き疲れしなくそっと寄り添ってくれるような歌声はまさに唯一無二であると感じました。
これからもその唯一無二の歌声で活動の幅を広げていきそうなAimer(エメ)。
益々魅力が増していく彼女の歌声、活動から目が離せませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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