今話題の歌手、こっちのけんと。
「はいよろこんで」は大ヒットとなり、紅白歌合戦への初出場も果たしました。
日本の音楽業界では、アニメやドラマのタイアップがあるとヒットしやすいですよね。
では「はいよろこんで」は何かのタイアップはあったのでしょうか。
他の曲も含め、気になるので調べてみました。
「はいよろこんで」はアニメのタイアップがありそうなノリの良い楽曲だよね!でも、実際に使われたことはないような気がする…
こっちのけんとの曲でアニメやドラマのタイアップや主題歌になってるものはある?
『はいよろこんで』は何かのアニメやドラマの主題歌になっていたり、何かタイアップが付いているということはありません。
ミュージックビデオにアニメが流れますが、そのアニメの映像もこの曲のために作られたものです。
実際に何かのアニメの主題歌になっているということはありません。
こっちのけんとさんはもともと、TikTokで人気があったアーティストです。
また、俳優として有名な菅田将暉さんの弟ということで注目は浴びていたことが今回の「はいよろこんで」の大ヒットの1つの要因になっています。
しかしやはり、楽曲の良さとミュージックビデオの面白さが、ヒットの要因だという考え方が大半です。
何かの主題歌となって大ヒットしているわけじゃないというところは本当にすごいですよね。
こっちのけんとの曲がアニメやドラマの主題歌だと勘違いされてる理由!
はいよろこんでのミュージックビデオ
はいよろこんでがアニメタイアップと勘違いされがちなのは、MVがレトロなアニメ仕様になっているからです。
昭和の頃のアニメの映像を彷彿とさせ、画質も現在のアニメよりもスケールダウンさせたこと昔の雰囲気をより強く感じられます。
このMVのキャラクターはオリジナルで、tiktokに加えてこの映像が今回のヒットにつながったとも考えられます。
はいよろこんでの歌詞や曲調
はいよろこんでの曲調は明るいです。
MVもコミカルですが、歌詞をよく見てみると「嫌な時でも明るく振舞わなければならない」という風刺の効いた悲しい現実の曲です。
しかし応援ソングでもあり、歌詞とMVの相性もよいです。
もともと「はいよろこんで」はこっちのけんとにとって通算6作目の配信限定シングルです。
前作「いろは」から約6か月ぶりのリリースです。
この曲は、 躁鬱病に悩まされながら作成した自身の1stシングル「死ぬな!」の“その先”を歌った曲とされています。
この曲を制作した経緯について、まず、こっちのけんとは自身について「双極性障害、要は躁鬱っていうもの」「テンションが高すぎたり、低すぎたりが、結構上下する」「テンションが高いときが病気っていうのが訳がわからなくて」と話しています。
その上で「どこからが病気なのか、どこまでが自分の優しさとか我慢なのかとかっていうのが、わからなくなった」「常に、“ちょっとテンション高いよ”とか、“今低いよ”みたいなのを、簡単な状態でもいいからSOSとして身近な人に言っておこうっていうのを癖づけるために作った曲」と説明しています。
ヒット具合がスゴイ!
曲は2024年7月3日公開のBillboard Japan Heatseekers Songsチャートで1位、2024年10月2日公開のBillboard Japan Hot 100チャートでも4位にランクインしています。
オリコンチャートでは、2024年11月11日に公開されたオリコン週間デジタルシングル単曲ランキングでダウンロード数3570を記録し4位にランクインしました。
2024年08月19日公開の合算シングルランキングで7位にランクインし、週間ストリーミングランキングでは再生回数742万2097回を記録して3位にランクイン。
「はいよろこんで」のニュージックビデオは2024年5月27日にYouTubeで公開され、8月3日に5000万再生を突破し、YouTubeチャートTOP100で1位にランクインしました。
また、8月2日付では、韓国のデイリーミュージックビデオランキングで2位にランクインするなど海外でも広がりを見せています。
特にダンスシーンが人気で「踊ってみた」動画や「トントントンツーツーツー」のシーンから別の動画に繋げる動画もたくさん拡散されています。
こっちのけんとの次の新曲!
「はいよろこんで」の大ヒットに続き、こっちのけんとは約5カ月ぶりとなる新曲「もういいよ」を発表しました。
MVの概要欄には「この曲は軽蔑や飽和、解放の意味がある『もういいよ』という言葉を主軸に最近の考えを込めた」と書かれています。
「三種のチーズ的な感じ」と例え、生きていると誰しも『人前スイッチ』みたいな設定がきっとあって、それは一種の進化ではあるけど進歩ではないと言いたいなと思い制作いたしました」というコメントも載っています。
周りの目や意見に対して「もういいよ」として、自分らしく生きることを訴えているとの感じられます。
MVはかわいらしいタッチの主人公と、暗い雰囲気の映像のコントラストが魅力的です。
女の子は“人前の姿”、それに化けているタヌキは“本当の姿”と考察している人も多く、YouTubeのコメント欄でも「タヌキは表では優しくておとぼけさんな優しい人なのに裏では狡賢く腹黒い人って暗喩」などと書き込まれています。
「もういいよ」は日本テレビ公式SNSショートドラマ「毎日はにかむ僕たちは。」とコラボしていて、楽曲のコンセプトをもとにしたドラマがTikTokとYouTubeで公開されています。
ドラマと音楽のコラボ効果が満載の企画です。
まとめ
こっちのけんとの「はいよろこんで」はアニメやドラマのタイアップはありません。
ミュージックビデオのアニメが印象的なことがタイアップがあると思わせたのでは、という予想もあります。
新曲「もういいよ」も好調なこっちのけんと、今後にも注目ですね。
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