SUPERBEAVER(スーパービーバー)のボーカル、渋谷龍太さんは、力強い歌声とまっすぐな言葉で多くのファンを魅了している存在。
ライブでは心をえぐるような歌声を聞かせてくれる一方で、SNSなどではユーモアあふれる姿も見せ、ミステリアスかつ親しみやすい魅力を放っていますよね!
そんな渋谷さんの「ルーツ」はいったいどこにあるのでしょうか?
こちらでは、彼の実家が新宿・歌舞伎町にあるという噂や、両親、兄弟との関係までを徹底的に深掘り!

ファンの間で“聖地”と呼ばれる中華料理店「昇龍」についてや、お父さんが生み出した「ぶーやんスペシャル」の誕生秘話なども交えながら、渋谷龍太という人物を形作っている背景に迫ります!
スーパービーバー渋谷龍太の実家・中華料理店「昇龍」について!


「昇龍(しんりゅう)」はどんな店?
渋谷龍太さんの実家は、東京都新宿区・東新宿にある老舗中華料理店「昇龍(しょうりゅう)」です。
創業はなんと1978年。
店主である父・渋谷昇さんが営んでいたお店で、地域の人々はもちろん、SUPERBEAVERファンにとっても聖地のような場所として知られていました。
ですが、渋谷龍太さんの父親である店主の渋谷昇さんが2025年6月26日に亡くなり、令和7年6月30日をもって閉店となりました。
店内は渋谷龍太さんのポスターや映像などが飾られていて、SUPERBEAVERファンも多く訪れる場所でした。
お料理もとても美味しくリピーターになる方も多かったよう!



そのためとても混んでおり、完全予約制となっていたようです。
新宿歌舞伎町のどこにあった?
昇龍の場所は、東新宿駅のA2出口から歩いて5分という立地にありました。
決して目立つ店構えではないものの、手作り感のあるあたたかい空間に、一歩足を踏み入れればホッとする、そんな空気が流れています。
ファンが立ち寄りやすい場所ということもあり、SUPERBEAVERにまつわるポスターや写真が店内に飾られていることもファンにはたまりませんでした。
お店の看板メニュー!
看板メニューとして有名なのが「えびチリあんかけご飯」、通称“ぶーやんスペシャル”。
この料理は、父・昇さんが、息子・龍太さんのために考案したもので、彼が好きだったエビチリをご飯の上に乗せた豪快な一皿です。
パワー飯としても人気があり、昇龍を訪れたら一度は味わっておきたい逸品。
注文する方も多かったようです。
また、渋谷さん自身もこの店を継ぐことを考えていた時期もあり、服部栄養専門学校に進学して調理師免許を取得しています。



ミュージシャンではなく本気で料理の道も視野に入れていたこともあったんですね。
お店は今もやってる?
そんな彼が音楽の道を選んだ背景には、やはり「伝えたいことを言葉にする」という衝動があったのかもしれません。
ちなみに昇龍は、2025年6月に父・昇さんが急逝された後、6月30日で閉店していますので、現在は営業していません。



これまで積み重ねてきたお店の長い歴史と、ファンにとっての思い出はこれからも残り続けるはず!
スーパービーバー渋谷龍太と地元・歌舞伎町のエピソード


渋谷龍太さんが生まれ育ったのは、東京・新宿の歌舞伎町エリア。
あの“眠らない街”として有名な雑多で独特な雰囲気を持つ場所です。
多くの人が昼夜問わず行き交うこの地域は、治安が悪いというイメージを持たれがちですが、渋谷さんにとっては「当たり前の地元」であり、愛着のある育ちの場。
歌舞伎町の影響
渋谷さんはこれまでのインタビューの中で、歌舞伎町という街がその人格に大きな影響を与えたと語っています。
国籍も性別も年齢も、立場すらもバラバラな人たちが共存しているこの街で育ったからこそ、多様な価値観を自然と受け入れられる柔軟な視点を持てるようになったとのこと。



これはその音楽に表れる「誰も置いてけぼりにしない」姿勢とも深く結びついているように思えますよね!
地元でのステージ!
また、2023年に新宿・歌舞伎町にオープンしたライブハウス「Zepp Shinjuku」では、初日4月17日(月)SUPERBEAVERがこけら落とし公演を務めました!
渋谷さんにとっては「地元に錦を飾る」ようなステージ。
歌舞伎町との絆をファンにも示すイベントとなりました。
歌舞伎町というと、ネガティブなイメージを持つ人もいますが、渋谷さんにとっては自分を育ててくれた誇るべきふるさと。



その思いがあるからこそ、地元での活動を大切にし、音楽を通してその魅力を発信し続けているのではないでしょうか!
スーパービーバー渋谷龍太の父親母親はどんな人?


父親の渋谷昇さん
渋谷龍太さんの家族について語る上で、まず欠かせないのが父・渋谷昇さんの存在です。
中華料理「昇龍」の店主として知られており、料理の腕前だけでなく、その人柄でも多くの人に慕われていました。
若い頃は暴走族だったという少々ワイルドな一面もありつつ、家族想いで情に厚く、常連客からも「親父さん」と親しまれていたそう!
父・昇さんは2025年6月に急逝され、ファンや関係者から多くの追悼の声が寄せられました。
乙武洋匡さんもその一人で、SNSを通じて「早すぎる別れ」に言葉を寄せていました。


母親の渋谷志津香さん
母親の渋谷志津香さんは、編集者として活動されていた方。
その性格は威勢がよく、芯の通った人物であることが知られており、祭りで神輿を担いでいた時に父と出会ったという、まるでドラマのような馴れ初めがあります!
家庭内では「勉強しろ」とはあまり言われなかったものの、「礼儀」「筋を通すこと」をとても大切に育てられたそうです。
その教えは今でも渋谷さんの生き方に大きく残っていて、バンド活動の中でも礼儀正しさや仲間への敬意が感じられる理由のひとつとなっているようです。



こうした両親のもとで育ったからこそ、渋谷龍太さんは表面的な成功よりも「中身」を大切にする姿勢を持ち続けているのかもしれません!
スーパービーバー渋谷龍太の兄弟は?「兄貴」って誰?


渋谷龍太さんには、実の兄弟はいません。
本人が公言している通り、一人っ子です。
そのため、家族構成は父・母・渋谷さんの3人のみというご家庭で育ちました。
それでも、渋谷さんには「兄のような存在」がいます。
その人物とは、横浜のロックバンド「Hi-Gi」のボーカル・ワンスさん。
兄貴とご飯でした。
— 渋谷龍太 SUPER BEAVER (@gyakutarou) February 20, 2016
横浜のHi-Giって最高にかっこいいバンドやってる自慢の兄貴。
9ヶ月遅れの誕生日プレゼントありがとう。
偏屈だけど、かっこよくて、やっぱり偏屈。 pic.twitter.com/bMf21MK7Th
渋谷さんはワンスさんのことを「兄貴」と呼んで、慕っています。
このことから、「渋谷龍太には兄がいるのでは?」という噂がネット上で度々出回るように・・ですが、実際には血縁関係はありません!
とはいえ、音楽活動の中で「兄弟のような関係」を築くことは、ある意味で実の兄弟以上に強い絆を生むのかも。
ワンスさん以外にも、渋谷さんは親しい男性仲間に「兄貴」「兄」といった呼び方をすることが多いので、それが誤解を生んでいる面も。
一人っ子として育った渋谷さんだからこそ、周囲の人とのつながりを大切にして、家族のように接しているというところがあるのかもしれませんね。



「実の兄弟はいないけれど、仲間はたくさんいる」それが、渋谷龍太さんの人間関係を表す言葉としてしっくりきます!
渋谷龍太の家族エピソード
渋谷龍太さんの実家が新宿の老舗中華料理店「昇龍」って、意外と知られてなさそうだけど、すごくいい話がたくさん詰まっていました!
音楽だけじゃなくて、ちゃんと料理の道も考えて調理師免許を取っていたっていうのが、すごく誠実で努力家なんだなって感じます。



やっぱり一人っ子だし父親の背中を見て育ったんだなっていうのが伝わってきますよね。
でもだからこそ、悩んで悩んで最終的には音楽の道を選んだということにも渋谷さんのスーパービーバーに対する思いを感じます!
歌舞伎町って「夜の街」というちょっと怖いイメージもあるけど、そこを育ちの場として愛しているっていうのは、渋谷さんの人間性が垣間見えます!



お店もやていていろんな人が集まる場所で育ったからこそ、音楽の幅も広がったんだろうなと思いました。
それにしても、よく「兄貴」っていうのを投稿から、兄弟はいないっていうのも意外でした・・。
でも、そういう親しい仲間を家族みたいに大切にしているのが、バンドマンらしい温かさがあって素敵です。
渋谷龍太さんが音楽だけでなく、家族や地元、仲間をすごく大事にしていることが伝わってきました!
まとめ
SUPERBEAVERのボーカル・渋谷龍太さんのルーツをたどると、東京・新宿という独特な街と、家族の深い絆、そして「料理」と「音楽」という2つの表現手段が浮かび上がってきます。
東新宿にある中華料理店「昇龍」は、ただの実家ではなく、父の想いが詰まった場所。
そして歌舞伎町は、渋谷さんの価値観を広げた街でした。
家族は少人数ながらも、温かくて濃い関係で結ばれており、そんな環境が渋谷さんの人柄や音楽性に深く影響しているようです!
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