独特の歌声と心に残る歌詞で、たくさんのファンを魅了している ハンバートハンバート。
朝ドラ「ばけばけ」の主題歌に抜擢されたことで一躍有名に!
ですが、ドラマやCMの音楽で耳にしたことはあるけれど、「実際どんな人たちなの?」「夫婦って本当?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、ユニット名の由来や意味から、メンバーの年齢・出身といったプロフィールまでを徹底紹介。
ハンバートハンバートの素顔を知れば、その音楽がもっと身近に、そして深く楽しめるはず!
夫婦デュオ「ハンバートハンバート」の名前・出身地・年齢などプロフィールを紹介!出身大学は?


ハンバートハンバートのメンバーは、佐藤良成さんと佐野遊穂さんの2人。
実は音楽のパートナーであると同時に、本物の夫婦でもあるんです。
🎵『ちいさな冒険者』
— ハンバートハンバート (@humbert_info) October 25, 2025
(LIVE from みんなのFOLKへの道 vol.20@庭Tube)
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佐藤良成
まず佐藤良成さんは1978年10月21日生まれのてんびん座、神奈川県出身。早稲田大学出身。
身長178センチのスラッとしたモデル体型の良成さん。
ボーカルはもちろん、ギター、フィドル(バイオリン)、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、ベース、ドラムまで幅広く演奏できるマルチプレイヤー。
作詞作曲も手がけ、ハンバートハンバートの音楽的な土台を支える存在です。
音楽を始めたきっかけは、小さい頃から歌うことが大好きだったから。
歌の伴奏をするためにギターを習いたいことを母親に伝えたところ、「バイオリンならいいよ」ということでバイオリン教室に通うことに。
でもバイオリンだと伴奏して歌うってできないんですよね。
そこで、その後、同じマンションに住んでいたピアノの先生にピアノも習うことになります。
バイオリンもピアノも真面目に10年くらい続けたので、楽譜を読むこともできるように。
そしていよいよ中学3年生になってクリスマスプレゼントとしてギターをゲットします。
高校に入ってから友だちとフォークバンド「プランクトン」を結成。カバー曲をやりながらRCサクセションの曲を演奏していたそう。
趣味は「箱集め」なんだそう笑。きれいな箱には目がないんだそう。
佐野遊穂
一方の佐野遊穂さんは1976年10月28日生まれのさそり座、東京都出身。和光大学出身。
身長は153センチと小柄な女性なので、良成さんと並ぶと身長差があって可愛いです♪
でも小さな体から出てくる力強く透き通る歌声が心に刺さります。
ボーカルに加え、ハーモニカやティン・ホイッスルを担当し、作詞でも独自の世界観を表現。
実家では音楽が好きな母親がたくさん持っていたジャズやシャンソンのレコードを聞いていたそう。
また、中学時代に友達のおばあちゃんの家でカラオケをしていたというエピソードも。
ただ、そのカラオケの機械にはポップスなどの曲は入っておらず、演歌などの知らない曲ばかり歌っていたんだそう!
そして、高校時代には文化祭で友人のギターの伴奏で楽曲を披露したという逸話も。
そんな佐野さんですが、ハンバートハンバートに入るまでは全く音楽を聴いておらず、ビートルズすらちゃんと聴いたことがなかったんです!
バンドに加入後にいろいろな音楽を聞くようになった佐野さん。
佐野さんの透明感のある歌声と佐藤さんの深みある声が重なり合って、あの温かみのあるハーモニーが生まれるんですね。
ハンバートハンバートは夫婦なのに苗字が違うのはなぜ?夫婦別姓や事実婚なの?
そうなんです。
「佐藤」と「佐野」なので夫婦と言われて一瞬違和感がないのですが、2人は苗字が違うんです。
こちらについてはプライベートではどうしているのかが公表されていないので、詳細はわからないのですが、一般的に考えて活動時だけ佐野遊穂さんが旧姓で活動している可能性が高いです。
夫婦別姓という可能性はありますが、お二人は「夫婦」と公表していますし、現状の日本では法律的に結婚したらどちらかの姓を名乗ることになっています。
なので、夫婦別姓という可能性は低く、事実婚ということもないのではないでしょうか。
ハンバートハンバートの夫婦としての馴れ初め!子どもはいるの?


馴れ初めや出会い!
早稲田大学出身の佐藤良成さんですが、当時4年間の大学生活で、学生と大学が揉めたことで学園祭が一回も開催されなかったんだそう。
そこで和光大学の学園祭に遊びに行くことに。
そこで遊穂さんと出会うことになります!
ですが、当時の遊穂さんは歌うことが好きでカラオケ好きだっただけ。
そのカラオケでの歌声を当時のメンバーが聞いて良成さんに伝えていたんだそう。
それも和光大学の学園祭に行く理由になっていたのかも?!
子どもは何人いるの?
もともとは1998年に6人編成のバンドとしてスタートしましたが、メンバーが次第に抜けていき、最終的に二人だけのデュオに。
そこから音楽活動と私生活、どちらも一緒に歩んできて、今では3人のお子さんのパパとママでもあります。
「音楽も家族も、同じ時間の中で一緒に育ててきた二人だからこそ出せる空気感」があるんだなと。長く愛される理由がちょっとわかった気がします!
ハンバートハンバート結成のきっかけは?デビューまでの経歴


結成した年やきっかけは?
ハンバートハンバートが誕生したのは、1998年のこと。
早稲田大学のジャズサークルにいた佐藤良成さんが、「それまでやっていたフォークじゃなくて、おしゃれなフレンチ・ポップス風のバンドを作りたいな」と考えていたのがきっかけです。
そこで、友人の紹介で和光大学に通っていた佐野遊穂さんと出会い、音合わせをしたところ、佐野さんの歌声に一目惚れならぬ“一耳惚れ”!
そのままメインボーカルとしてバンドに迎え入れました。
結成当時のメンバー人数や活動は?
当初は5人編成のバンドで、渋谷や恵比寿、吉祥寺のライブハウスを中心に活動。
しかしメンバーは就職や家庭の都合で少しずつ脱退し、気づけば残ったのは良成さんと遊穂さんの2人だけに。
遊穂さんも大学卒業後は就職していましたが、残業や業務の大変さに嫌気が指して半年くらいで退職。その後「バンドでもやろうかな」となったんだそう笑
こうして自然な流れで夫婦デュオとして活動を続けることになったんです!
「偶然の出会いやちょっとした縁が、こんな長く続く音楽ユニットにつながるんだな」と。出会いのタイミングと相性の良さって、本当に大事なんですね!
デビューまで!
デュオになる前、バンドをやっていてもライブ活動も上手く行かず、これではダメだと思った良成さんはデモテープを作ることに。
このデモテープがデビュー作になりました。
デモテープを作ったのは1999年、2000年くらいのこと。このテープをMIDIに持ち込んだんだそう!
するとそれを聞いた社長が「このまま出しましょう!」と、そのままCD発売へ。
思わぬ形でのデビューとなりました。
展開がドラマチック!!
ハンバートハンバートというデュオ名の由来や意味は?


ハンバートハンバートってちょっと変わった名前ですよね。
実はこれ、ナボコフの『ロリータ』という小説に出てくる主人公「ハンバート・ハンバート」から取ったもの。
名付けたのは佐藤良成さんで、「響きがユニークでおしゃれだから」というシンプルな理由もありますが、実は「ロリータの主人公が道を踏み外して破滅に向かっていくところに美しさを感じていたから」という理由も!
語感の良さや覚えやすさを重視して選んだのに加えて、小説の主人公の顛末にかっこいいと感じたのもあったんですね。
そこに「ロック」を感じたんですね!
ちなみに、「ロリータ」を読んだきっかけはロシア文学の授業でちょうど読んでいたから、ということ笑
そのタイミングで読んでたのはある意味運命だったのかも!
ハンバートハンバートの朝ドラ「笑って転んで」以外の代表曲や有名な曲は?


ハンバートハンバートには、聞いたら心に残る名曲がたくさんあります。
特に有名なのが 「おなじ話」。
2005年発表のこの曲は、亡くなった女性と夫が交わすちぐはぐな会話を描いた泣ける名曲で、ライブでも定番の人気曲です。
他にも、2021年の 「恋の顛末」 はユーモアも交えた恋愛ストーリーを繊細に描き、テレビドラマの主題歌にもなりました。
家族愛をテーマにした 「がんばれ兄ちゃん」 や、初期の切ないフォークソング 「gone」、夜の悲しみを深く描いた 「白夜」 など、多彩な曲が揃っています。
さらに、ポジティブな別れを歌う 「Farewell song」 や、日常に寄り添う温かいメロディの 「君の味方」、夢や失恋の弱さを受け入れる 「潮どき」 も人気!!
ハンバートハンバートの曲は「日常のささいな喜びや切なさ」をそのまま歌にしていて、聞くと自然と心に染みるんだなと!
どの曲も、ライブで聴いたらさらにグッと来そう!!
まとめ
ハンバートハンバートは、佐藤良成さんと佐野遊穂さんによる夫婦デュオで、1998年に大学での出会いをきっかけに結成されました。
名前の由来はナボコフの小説『ロリータ』の主人公から取ったもので、深い意味よりも「響きのユニークさやおしゃれさ」を重視して付けられています。
二人は音楽だけでなく家庭も一緒に育ててきたパートナーで、佐藤さんは多彩な楽器を操るマルチプレイヤー、佐野さんは透明感のある歌声と独自の作詞でハンバートハンバートの世界観を作り上げています。3人の子どもを育てながらも音楽活動を続け、ライブや配信で幅広く支持されています。
代表曲には、泣ける名曲 「おなじ話」、ユーモアと恋愛の物語を描いた 「恋の顛末」、家族愛を歌った 「がんばれ兄ちゃん」、日常の温かさを感じる 「君の味方」 など、多彩で心に染みる曲が揃っています。
調べてみて思ったのは、ハンバートハンバートの魅力は「日常の喜びや切なさをそっと音楽にのせられる力」にあるということ。名前の響きも曲も、どこか心に残る理由がわかる気がします。









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