ロックとクラブミュージックをミックスした、キャッチーな音楽が人気の5人組バンド「サカナクション」
そのフロントマンでギタリストの山口一郎さん。
サカナクションのほとんどの楽曲の作詞作曲を手がけています。
今回は、そんな山口さんのルーツを辿って、実家や家族について調べてみました!
多大な影響を与えたとされる父親の存在や、母、姉とのエピソードを紹介します。
サカナクション山口一郎の実家はどこ?
山口さんは、ラジオやインタビューでも、たびたび地元の話をしています。
最近Xでも「またいつか北海道に住みたいわ。」とポストしたり地元への愛着を感じます。
そんな山口さんの実家はどこなのでしょうか。
実家はどこ?
山口一郎さんの地元は北海道の小樽市です。
高校は札幌の札幌第一高等学校だったため、小樽や札幌近辺で遊んでいたことが多いそう。
この小樽で育ったからこそ釣り好きになったと言っても過言ではないのでしょう。
そして実家は「木彫工房メリーゴーランド 」というお店です。
木札に色とりどりの鳥が彫られた表札を販売しています。
実家はファンの聖地?
坂の上の見晴らしの良い場所にある山口さんの実家「木彫工房メリーゴーランド」
もともとは喫茶店だったそう。
白のペンションのような可愛らしいオウチです。
小樽観光でファンが訪れることも可能で、お父様とお話をされた方も多いよう。
この実家の窓からは日本海が望め、その日本海の景色は山口さんの心象風景になっていると語っています。
実家を歌った曲は?
実はサカナクションの楽曲には、地元での思い出や郷愁を歌った曲も多くあります。
♪ライトダンスの歌詞では「窓は海 風の街 坂の上 白い家」とでてくるのですが、
これは、実家から見た景色を歌詞にしているそう。
小樽の高台にある山口家からの眺めは絶景で、坂の上から見下ろせる小樽の街、その先には小樽港と石狩湾が広がっています。
サカナクション山口一郎の父親は有名人!
実は山口さんの父親、山口保さんはちょっとした有名人。その経歴や伝説を紹介します!
父親の経歴がすごい
山口一郎の父親の山口保さん
小樽市議会議員をつとめた経歴があり、50年前の小樽運河保存運動の幹事も務め最前線で活動しました。
フランスやスウェーデンで看板画工を学び、現在は木鳥表札の創始者として制作活動をされているそう。
一郎さんのXで「親父が上京。」と電子タバコをたしなむ保さんがポストされています。
眼鏡をかけて、目元が一郎さんとよく似ています。
一郎さんは、幼い頃から両親の影響で俳句や詩を嗜んでいました。
俳人では寺山修司や種田山頭火、詩人では吉本隆明や石原吉郎を好んでいるそうですよ。
ノルウェーの新聞に
異彩を放つ父、保さんですが、1971年ノルウェーのアレンダル日報に、虹鱒を素手で8匹(本人曰く9匹)捕まえた日本人として記事になったことがあるそう!
記事はもちろん英語で読み解けなかったのですが、オカリナを吹く保さんの写真付きで紹介されています!
校歌を共同制作
岐阜県下呂市金山地区では少子化で小学校が統合され、新たに金山小が新設されることになりました。
もともと飛騨出身の父、保さん。
金山町にゆかりの深い音楽家として一郎さんと共に校歌をつくることに!
保さんが歌詞をまとめ、その後半年がかりで一郎さんがスローバラード調の校歌に仕上げました。
ちょっと普通の校歌とは違う雰囲気の校歌に。
そんな校歌を歌える小学生がうらやましいですね!
東京へ行く息子へ
息子がミュージシャンになるとは思っていなかったと語る保さん。
「あなたは音感がそんなに良いとはお父さん思わなかったしな。」とラジオの対談(電話)で語っています。
29歳で音楽をやるために東京に行くという一郎さんを、お父さんは一言も止めなかったそう。
「(一郎さんは)自分の人生の選択をはっきりとしたんだなって思ったから、そりゃ頑張ってくださいって言うしかないじゃんよ。」
「親のことは関係ない。自分がいかに生きるかが大事」と語っています。
そしてミュージシャンの息子を育てるコツを聞かれると、
「ミュージシャンって、モテたいとかね、女の子にかっこよく見せたいとかね、楽器から入ってコピーをやるような、そういうところから入っていく人はろくなものじゃないね。」
「自分が表現したいものを持っていないとだめですよ。自分ならこういうことを作れるとか、自分ならこういう言葉の表現ができるとか、人に感動を与えるってことなんだもん。」
とにかく本を読んで勉強しろと言っていた保さん。
そうした教育があったからこそ、今の文学的なサカナクションの音楽が仕上がっていったのは間違いありません。
お父さんも精神疾患を発症していた
うつ病を発表した山口一郎さんでしたが、実は父親もパニック障害を経験したことがあるそう。
その辛さを、身をもって知っているからか、一郎さんが病状を告げた際も「休め休め」と言ってくれたそうです。
サカナクション山口一郎の母親と姉とは?
山口一郎さんは、父親と母親、姉の4人家族です。
母親とお姉さんのエピソードを紹介します!
母親について
現在飼っている愛猫ココも、お母さんが拾ってきた猫だとか。
たびたび一郎さんにココちゃんの写真を送っているよう。
Xでお母様と一郎さんの2ショット写真を見つけました!
縁のついたメガネに、短めな髪型、目元も口元も一郎さんと、とても似ていらっしゃいます。
お写真からは、どこか控えめな落ち着いた方、という印象でした。
姉について
姉の名前は「ひろは」さんです。
一郎さんのインスタライブにお姉さんが電話で出演していることもありました。
現在もお父さん、お母さんと一緒に暮らしているようです。
サカナクションのファンクラブに入っていないというお姉さんに、
一郎さんが「特別映像とか見れるから入って」と営業する一幕も。
忙しい時に姉と母が東京まで身の回りの世話をしに来たこともあったそう。
2人は仲の良い姉弟のようです。
実家の愛ねこ
「実家の猫がデブすぎる」と写真がポストされているのを見ると
確かに、でーんと貫禄がある猫ちゃんが床に寝転んでいました。薄茶に黒のキジトラ猫のココちゃんです。
実家のドデカブサ猫は、母の宝物らしい。親父は猫アレルギーの猫好き。
とのこと。家族に溺愛されているココちゃん。
以前は、実家で「五郎(ゴロ―)」と「とら坊」という2匹の猫を飼っていました。
五郎は白黒猫ちゃん。とら坊もキジトラ猫でしたが、ココちゃんと比べると、とってもスリムで小柄。
とら坊は2019年11月に逝去してしまったそう。山口さんのインスタにも登場して、ファンをメロメロにしていました!
新しくココちゃんを飼いはじめたのは、2020年の6月頃。お母さんが拾ってきた野良ネコでした。
とら坊を失くした傷心の家族を癒す存在だったのでしょう。
意外な交友関係
うつ病を発症していると病状を公開した山口一郎さん。
今は独身、東京で一人暮らし中。なので家族に頼ることも、なかなか難しかったよう。
鬱が本当に悪化して、体調が優れなかったとき支えになってくれたのが、極楽とんぼの加藤浩次さんでした。
見るからに体調が悪そうな山口さんでしたが、あえて「おう、思ったより元気そうじゃん? 全然大丈夫じゃん」と声をかけてくれたのが、本当にありがたかったと語っています。
加藤さんとのつながりは、ともに小樽出身ということ。
ラジオの企画で2人が小樽に行った際、加藤さんも山口さんの実家を訪れ、お父さん・お母さんと対面したことも。
以前からインスタには二人が釣りを楽しむ様子がたびたび投稿され、仲の良さが伺えます。
山口さんが心を許せる友人の一人なのだと思います。
サカナクション山口一郎とは
サカナクション山口一郎さんはどのような人物なのでしょうか。
プロフィール
1980年9月8日 生まれ O型
現在はロックやテクノ、クラブミュージックに分類される最新の音楽を発信していますが、
音楽を始めたきっかけは、実家の喫茶店でフォーク歌手がライブを行っていたのを見て、自分もフォークギターを弾き始めたこと。
高校の同級生であり、現在もサカナクションのギタリストである岩寺さんと、バンド「ダッチマン」を組んだことからバンド活動が始まりました。
プライベートでは釣り好きな一面も!さかなクンと釣りを楽しみ、自宅で調理する動画もあがっています!
野球は生粋のドラゴンズファン。「立浪監督とドラゴンズを応援します。どうせ一生ドラゴンズを応援するわけですから。ちょっと弱い時期がきてるだけ。」とポストしています。
まとめ
山口一郎さんとご家族が仲の良い関係であると知れました。
北海道の地元で過ごした時期が基盤となって、いまのサカナクションの活躍があるのだと思います!
これからの活動にも目が離せません!
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