Z世代トレンドとなっている「新しい学校のリーダーズ」
彼女たちのTikTokを観て「踊りたい!」と学生の間で話題となり、
現在はテレビ番組にも出演。若者だけでなく幅広い世代に、周知されることとなりました。
髪を振り乱して踊るパフォーマンスは、1度目にしたら忘れられないインパクトです。
そんな「新しい学校のリーダーズ」には定番で人気の自己紹介演出があるのを知っていますか?
今回はそんな自己紹介の仕方から、彼女達が大切にしてきたコンセプトまでを紹介します。
新しい学校のリーダーズ自己紹介のセリフってなんて言ってる
音楽番組・バラエティー番組にゲスト出演することが多い、新しい学校のリーダーズ!
冒頭MCから振られると、アイドルらしい?自己紹介PRを見せてくれます。
学校の呼びかけのように呼応する挨拶を、1度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
今では定番となった自己紹介ですが、そのポーズは以前に比べて、どんどん過激になっているようです。
自己紹介文字起こし
SUZUKA「個性や」
MIZYU「自由で」
SUZUKA「はみ出していく」
MIZYU、RIN、KANON「はみ出していく」
SUZUKA「新しい学校のリーダーズです」
可愛い制服姿からは想像できない、個性的で大胆なポーズを組み合わせての自己紹介は
視聴者の視線をぐっとつかみ、惹きつけるパワーがあります!
海外バージョンは?
海外では「ATARASHII GAKKO!」の表記で活動してる新しい学校のリーダーズ
自己紹介も「We are ATARASHII GAKKO!」と変わっています。
「We want to appeal Japanese Culture and our charm to the world」と続き「私たちは、日本文化や魅力を世界にアピールしたい」と伝えていました。
全曲メンバー振り付けで構成されたライブが、おでんの中の大根より熱いと支持され世界デビューまで果たしたとの表現も。
新しい学校のリーダーズのコンセプト
歌い踊るセーラー服。青春日本代表。個性や自由を全身で表現し、はみ出していく四人組。など
新しい学校のリーダーズを表す言葉は、1つではありません。
自己紹介になっているコンセプト
自己紹介の「個性と自由ではみ出していく」には、もう少し詳しい前置きがあります。
それがこちらのコンセプト
「模範的なヤツばかりが評価されるこの時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく」
セーラー服と腕章が、学校という決まりきった不寛容な社会を表しているのかもしれません。
もともと、グループ結成時3人が中学生、1人が高校生だったので、等身大の姿を見せるためのセーラー服でした。
校則は守る中で『はみ出していく』というコンセプトにあわせて、スカートは膝下で長めに。
ちょっと個性を出したいから靴下は自分たち流に着こなしたとのこと。
青春日本代表
「個性と自由ではみ出していく」の他にも、「青春日本代表」を自称する彼女たち。
「私たち、誰よりも青春してない?」ということがきっかけで青春日本代表を自称するようになったそう。
最近着用しているハイソックスにも青い文字で「青春日本代表」とプリントされています。
青春についても、若い頃しかできない我儘ではなく、心を解放して、自分で気持ちをぶつける場所が青春!とライブでも熱く伝えていました!
以前のキャッチコピー
2017年頃は「踊る、セーラー服と奇行癖」のキャッチコピーが良く使われていました。
模範的なヤツばかりが評価される世の中からはみ出していく学校のリーダーズをそのまま表すキャッチコピーです!
新しい学校のリーダーズの自己紹介が流行!
とくに学生のうちは、仲間外れにされたくない、目立ちたくない。と周りに合わせて、過ごすことも多いと思います。
そんな世の中で「はみ出していく」というのは、新鮮なキーワードに受け取られているようです。
自己紹介がトレンドに
「はみ出していく」という言葉は、10代~20代女性向けトレンドメディア「Trepo(トレポ)」が集計した「2023年上半期Z世代トレンドランキング」の「流行語部門」で第4位を獲得しました。
「はみ出していく」の言葉には汎用性もあって、学生のあいだでも使われやすいようです
まとめ
今回は「新しい学校のリーダーズ」の自己紹介のあいさつから、彼女達のコンセプトについてまとめました。
デビューから無名の時代も長かった「新しい学校のリーダーズ」ですが、彼女たちの根幹は「はみ出していく」をコンセプトにずっと変わっていませんでした。
はみ出すとは、周りの目を気にせず、自分の個性を大切にして力強く生きること。
「ただ単にやりたいことをやる」「好きなものを好きと言う」そういった強さのことを「はみ出す」と定義して彼女たちは体現していっているのだと思います。
長い期間、売れなければ路線変更を重ねていきそうですが、「新しい学校のリーダーズ」には確固たる信念があったのだと思います。
これからも、セーラー服を身に纏って、日本のカルチャーを世界中に発信していって欲しいですね。
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