Creepy Nuts(クリーピーナッツ)は、R-指定とDJ松永の2人によるヒップホップユニットです。
2017年にメジャーデビューして大人気となり、特に若者からは高い支持を受けています。
なぜこんなに2人は支持を集めているのでしょうか?
クリーピーナッツの人気の理由は?
クリーピーナッツ(Creepy Nuts)の人気の理由!
クリーピーナッツの人気の理由は、大きくわけて2つあります。
1 R-指定さんとDJ松永さんの音楽に関する能力の高さや、作り上げる音楽のオリジナリティ
2 ラジオなどで見せる2人の魅力的な素顔や話す言葉が若者の心を打っている
この2点について、詳しく調べてみました。
クリーピーナッツ(Creepy Nuts)の音楽はなぜ魅力的?
クリーピーナッツの2人の音楽性の高さは有名ですね。
R-指定
R-指定さんは高校2年生「梅田サイファー」に参加し、日本最高峰のフリースタイルMCバトル「ULTIMATE MC BATTLE」大阪予選では5年連続で優勝。
本戦でも3年連続のグランドチャンピオンと、フリースタイルのラッパーとしては日本有数のテクニックを誇ります。
テレビ朝日の「フリースタイルダンジョン」でも有名ですよね。
モンスターやラスボスとして披露した、その卓越した技術は一般にも広く知られるようになりました。
DJ松永
一方、DJ松永さんは、2010年に、世界で最も有名なDJの大会「DMC DJ Championship」に初挑戦。
その北海道大会でチャンピオンとなり、関係者を驚かせました。
2016年には全国大会で2位、2019年の大会では日本一となります。
同年に日本代表として出場した世界大会で優勝し、世界一のDJとなりました。
楽曲の評価
この2人が奏でる音楽ならば、当然素晴らしいものに決まっています。
オリジナリティ溢れるサウンドと、テクニカルな歌詞は他の追随を許しません。
一般的には「のびしろ」や「バレる!」が有名ですが、他にも素晴らしい曲を多数リリースしています。
2020年にリリースされたアルバム「かつて天才だった俺たちへ」は名曲揃いとの評判です。
表題曲「かつて天才だった俺たちへ」は帝京平成大学のテレビCMソングに起用されました。
ディレクターが「自分の道を貫いた人が勝てる時代になりましたね」といったことから「自分たちの道」というアイデアにつながったそうです。
「自分だけの信じる道を進め。」というテーマでミュージックビデオが製作され、撮影地は帝京平成大学のキャンパス。
このミュージックビデオは楽曲とともに高く評価され、2020年10月30日の『MTV VMAJ 2020』で、Best Hip Hop Video(最優秀ヒップホップビデオ賞)を受賞しています。
クリーピーナッツ(Creepy Nuts)を好きな理由は?
クリーピーナッツを語るうえで欠かせないのが、ラジオの存在です。
2人ともが大のラジオ好きという共通点もあり、ゲスト出演したラジオでのトークが面白いと評判でした。
オールナイトニッポン
その後、レギュラー番組としてスタートした『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』は、2018年4月から2023年3月の長期にかけて放送されていたラジオ番組で、その中の2人のトークは秀逸でした。
自身の音楽活動はもちろん、プライベートも赤裸々に綴るトークに若者を中心に熱狂し、「日本語ラップ」や
「大江戸シーラン」などの名物コーナーも話題になりました。
番組イベントなども行われ、クリーピーナッツファンの総本山として親しまれてきました。
2023年3月に「音楽活動に専念したい」との理由で番組は終了しましたが、現在もその復活を望む声は絶えません。
たくさんの名言
このラジオをはじめとして、クリーピーナッツは名言を多く残しています。
それは若者に刺さる言葉が多く、2人の人気の理由にもなっています。
R-指定の「自分の道を貫いた人が勝てる時代」「ただ好きなことを好きだからやることが大事」「失敗したらどうしよう?なんて、失敗しないとでも思っていたのか」。
DJ松永の「やった瞬間楽しかったら、幸せでいられる」「夢を叶えるためには異常に好きなことを見つける」などは、進路に悩む若者に強い影響力を与えています。
クリーピーナッツは何で有名になった?世界的ヒットがすごい
クリーピーナッツがなぜ有名になったのか?それはもう言うまでもなく、「BBBB」が大バズリしたからです!
「Bling-Bang-Bang-Born」は、ソニーミュージックによると、3か月で全世界のストリーミング累計再生回数③億回を突破しています。
「Bling-Bang-Bang-Born」の大ヒットのポイントは、一般的に3点が挙げられています。
■圧倒的に中毒性の高い楽曲の力
■アニメとのタイアップによるスタートダッシュ
■TikTokダンスチャレンジで波に乗る
まず、曲を一度聞いてみるとその圧倒的な中毒性は理解できるかと思います。
ブリンバンバン‥というキャッチーなフレーズと切れの良いサウンドは誰もが一度耳にすると忘れられないですね。
また「マッシュル」という人気アニメのテーマソングとしてもアニメファンの人気を獲得し、アニメとタイアップしたダンスもバズりました。
さらにこれを「踊ってみた」などのダンスチャレンジが流行ったことで、この「Bling-Bang-Bang-Born」が大ヒットとなりました。
日本国内のみならず世界でヒットしているのは本当にすごいことですよね。
国内外のチャートを席巻し、海外フェスへの出演や、2024年末の紅白歌合戦にも初出場。
2025年2月には東京ドーム公演の開催が決定しています。
クリーピーナッツは何で有名になった?新曲も大ヒット!
この「Bling-Bang-Bang-Born」に続いてリリースした「オトノケ」も世界的に大ヒットしています。
2024年10月4日の配信から1ヶ月で全世界6000万回再生を突破。
Spotifyでは全世界71の国と地域でバイラルチャートに登場。
10月17日にBillboard JAPANが発表した世界でヒットしている日本の楽曲チャート“Global Japan Songs Excl. Japan”では初登場1位を獲得しました。
これは自身の「Bling-Bang-Bang-Born」の初動を上回る成績です。
この「オトノケ」のシングルは2024年12月11日(水)に発売され、こちらも好調な売り上げが予想されます。
シングルには特典映像として、先日公開された「オトノケ」のミュージックビデオの他、「Creepy Nuts「オトノケ」 × TV アニメ『ダンダダン』 Collaboration Music Video」と呼ばれるスぺシャルコラボビデオ、さらにTVアニメ『ダンダダン』のノンクレジットオープニングムービーが収録されています。
このように「オトノケ」は人気アニメ『ダンダダン』のファンも巻き込み人気の一曲となりました。
このアニメとのタイアップは「Bling-Bang-Bang-Born」にも通じるものがありますね。
音楽の作り手と聞き手という関係性を、怪異や霊が人に憑依する時”痛みや悲しみに共鳴して結び着く”という『ダンダダン』の世界観に落とし込み、心の穴を音楽が埋める充足感を表現した楽曲とされています。
もともと『ダンダダン』は、累計発行部数400万部、閲覧数6億3000万を超える、集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて連載している人気漫画ですが、霊媒師の家系に生まれた女子高生・モモと、同級生でオカルトマニアのオカルンの話です。
モモがクラスのいじめっ子からオカルンを助けたことをきっかけに話すようになった2人でしたが「幽霊は信じているが宇宙人否定派」のモモと、「宇宙人は信じているが幽霊否定派」のオカルンで口論になります。
互いに否定する宇宙人と幽霊を信じさせるため、モモはUFOスポットの病院廃墟へ、オカルンは心霊スポットのトンネルへ向かいます。
そこで2人は、理解を超越した圧倒的怪奇に出会います。
窮地の中で秘めた力を覚醒させるモモと、呪いの力を手にしたオカルンが、迫りくる怪奇に挑み、運命の恋も始まる?
というオカルト&ラブストーリーです。
まとめ
ここまで、クリーピーナッツの2人の人気の理由について調べてみました。
当然、音楽性の高さは折り紙つきですね。
R-指定さんの紡ぎだすラップとDJ松永さんの作り上げる音楽はどちらも日本有数、世界有数の評価を得ていて、2人のコラボレーションによってその音楽はさらに高い位置へ昇華されています。
さらに、2人の素顔が見られるオールナイトニッポンなどのラジオの存在も大きく、魅力的なキャラクターもその人気の大きな理由になっています。
2人の放つ言葉も素晴らしいですよね!
「Bling-Bang-Bang-Born」に続く新曲「オトノケ」も大ヒットし、ノリに乗っているクリーピーナッツ。
今後のクリーピーナッツのさらなる活躍に大注目ですね!
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