新曲が世界でもバズっているヒップホップユニット、クリーピーナッツ。
世界一のDJと称されるDJ松永と、日本有数のテクニックを誇るR-指定のラップは幅広い層から絶大な人気を誇っています。
そんなクリーピーナッツの人気曲ランキングを調べてみました!
やっぱり今なら1位は「BBBB」かな?でも、他にもクリーピーナッツの名曲はたくさんあるよね!全部好き!
クリーピーナッツ(Creepy Nuts)の人気曲ランキング2024!
名曲揃いのクリーピーナッツの曲の中から、特にファンの支持が高い数曲をピックアップしました。
もちろん、様々な意見はあると思いますので参考までにご覧ください!
5位 のびしろ
5位は、2021年に発表された「のびしろ」です。
軽快なラップに「俺らまだのびしろしかないや」と前向きな歌詞が印象的な曲です。
当初この曲は、大人になっても「のびしろはまだある」と前を向く「おじさん系」や「哀愁系」と思って制作していたそうです。
しかし、結果的には10代や小学生など、若い世代の支持が強い曲になりました。
むしろ、若い世代が悩みの中で自身の「のびしろ」を信じて進むための応援ソングにもなっているようです。
R-指定はあるインタビューで「月日がたって、いい意味で自分たちの手を離れた」とコメントしていました。
この曲はクリーピーナッツ初となるストリーミング再生が1億回を突破した記念すべき曲です。
4位 よふかしのうた
4位は「よふかしのうた」です。
この曲は、2018年に配信限定でリリースされました。
お笑い芸人「オードリー」の大人気ラジオ「オードリーのオールナイトニッポン」が全国ツアーを行った際のテーマソングとして書き下ろされました。
ミュージックビデオは、オードリー春日さんがかつて住んでいたことで有名な「むつみ荘」で撮影されたものです。
歌詞を見てみるとわかりますが、これは「オールナイトニッポン」のラジオリスナーに向けた歌になっています。
もともとタイトルの「よふかしのうた」も、深夜1時からスタートするラジオ番組を例えたものです。
「夜」に関するリリックの多彩さと、優れたメロディでライブの定番曲となっています。
アニメ主題歌の経緯
その後、この歌は2022年7月からフジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されたアニメ『よふかしのうた』のテーマソングになりました。
原作は『週刊少年サンデー』で連載されているコトヤマ氏の同名コミックスです。
主人公の夜守コウと吸血鬼・七草ナズナによる真夜中のボーイ・ミーツ・ガールです。
中学2年生の夜守は、ある事情で何もかもが嫌になり不登校になりました。
不眠症になっているた彼は、初めて誰にも言わずに深夜に一人で外に出る。
昼間とは違う「誰もいない世界」に心地よさを感じる中、彼は吸血鬼である七草ナズナと出会い、ナズナに血を吸われます。
だが、血を吸われても吸血鬼になるわけではありません。
彼はコウは吸血鬼になりたいと頼むが、それには『吸血鬼に恋をする』ことが必要でした。
そして彼は『ナズナに恋する』ために毎日夜ふかしをして、ナズナや吸血鬼たちと交流することになる・・・というストーリーです。
この作品、Creepy Nutsの『よふかしのうた』からインスパイアを受けて、コトヤマ氏が生み出したマンガ作品です。
アニメの主題歌ならばアニメからインスパイアされて楽曲を作った、というのが普通ですが、全く逆なんですね。
そして、その主題歌にきちんと「よふかしのうた」を起用する、というのもスタッフの作品への愛が感じられる良いエピソードになっていますね。
クリーピーナッツ(Creepy Nuts)の人気曲!バズった曲や有名曲も!
3位 かつて天才だった俺たちへ
3位は「かつて天才だった俺たちへ」です。
2020年8月にリリースされたこの曲は、フェスやライブでもおなじみの曲です。
帝京平成大学のCMのために書き下ろされた1曲で「自分の信じた道を進む」という大学側からのテーマが元になってつくりあげられました。
「歳をとると切り捨ててしまいがちな、無限大の自分の可能性をもう一度信じよう」という強いメッセージが込められています。
「何も知らなけりゃ天才だったのに」という考え、全員が似たような形に整えられてしまったという嘆きから、自分の可能性があるというリリックは見事の一言です。
R-指定さんの言葉に感動した、というファンが多数いる一曲です。
2位 二度寝
2位は「二度寝」です。
2024年1月27日に配信リリースされました。
この曲は、TBSテレビの連続ドラマ「不適切にもほどがある!」の主題歌です。
かなり話題のドラマの主題歌ということで、聞いた人も多いのではないでしょうか。
令和と昭和のコンプライアンスを風刺したドラマにマッチした歌詞が魅力的な歌です。
昔話をイメージさせるリリックに、軽快で疾走感のあるメロディーがマッチして思わず身体を動かしたくなる一曲に仕上がっています。
モチーフは「浦島太郎」「桃太郎」「花咲か爺さん」などを散りばめ、“正しさ”の物差しさえ日々変わっていく、あらゆることやものの捉え方が目まぐるしく変わり続けていくこの時代を、シニカルに表現したリリックはクリーピーナッツならではの痛快さです。
ドラマは「昭和の親父が今の時代にやって来てあまりの変化に戸惑う」という内容ですが、この変化は人間と一緒に昔話さえもアップデートしないと、という捉え方はR-指定のオリジナリティあふれる洞察です。
そして鋭さだけではなく、ドラマのテーマでも愛や優しさがもこのリリックには詰まっています。
大ヒットも納得の1曲です。
クリーピーナッツ(Creepy Nuts)の人気1位の曲はもちろん世界的にバズった曲!
1位 Bling-Bang-Bang-Born
1位はもちろん、今世界中で大ヒットしている「Bling-Bang-Bang-Born」です。
アニメ「マッシュル」のオープニングテーマとして発表されたこの曲は、あっという間に世界中でバズりました。
2024年1月17日公開のBillboard JAPAN“TikTok Weekly Top 20”で初登場5位にランクインし、
台湾、チェコ、インドネシア、ラオス、メキシコ、チリ、ウクライナ、アメリカ、イギリス、フランス、南アフリカ
など10か国以上のiTunes Hiphopチャートで1位を獲得しました。
2024年1月18日発表のBillboard JAPAN“Global Japan Songs excl. Japan”でも初登場8位にランクインし、1月25日発表(集計期間1月12日〜1月18日)の同チャートでは首位を獲得しました。
この時のストリーミング数は、YOASOBIの大ヒット曲「アイドル」が記録していた819万回を大幅に上回る1,214万回となり、週間最多記録となっています。
2月28日、Billboard JAPANにおけるストリーミング数は1億回再生を突破し、現在も再生数は増えています。
謎考察?でも話題に!
最近では、このブリンバンバンボンは「謎考察」でも話題になりました。
テレビ朝日の番組「EIGHT-JAM」で歌手Adoが特集された際、歌手でボイストレーナーの今井マサキ氏が、ヒット曲「うっせぇわ」内でAdoの声色がめまぐるしく変化するすごさについて解説しました。
ここで「『Bling-Bang-Bang-Born』は、この曲がなかったら生まれてないんじゃないかと思う」と私見を述べました。
しかし、この発言は誤りでした。
SNS上では「今井マサキの今の発言、R-指定を知らなすぎる。R-指定はAdoが出てくる前から声色を変えるラップをやってる」「もともとRさんは色々な歌い方するアーティスト。発言撤回してほしい」「発言するまえにちゃんとルーツを知ってください。大きな勘違いを軽々しく口にしないほうがいいです。Creepy Nuts、R-指定に失礼です」と異論も続出。
DJ松永も「事実と異なる謎考察やめて~」と訴える事態になりました。
これを受け、今井さんは「Creepy Nutsさんはずっと前から声質を変える歌い方をされてたんですね。色んなご指摘を受けました!ごめんなさい!僕の勉強不足でした」と謝罪しています。
「Adoさんのキャラの変化に興味を持った事で初めてそんな視点を持って聞いた事が印象として強かったのかもしれません。もっとラップ勉強します!」とつづり、この騒動は終わりました。
知識不足が招いたこととは言え、やはりブリンバンバンボンが世界的な大ヒット曲で、それゆえに様々なジャンルの人にも知られていたということですね。
まとめ
ここまで、クリーピーナッツの人気曲5曲を調べてみました。
この他「合法的トビ方ノススメ」や「ビリケン」「堕天」など、名曲はたくさんあります。
1位はやはり、現在世界中で大ヒットしている「Bling-Bang-Bang-Born」です。
これからもメガヒットを期待したいですね!
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