独特の歌声と心に残る歌詞で、たくさんのファンを魅了している ハンバートハンバート。
朝ドラ「ばけばけ」の主題歌に抜擢されたことで一躍有名に!
ですが、ドラマやCMの音楽で耳にしたことはあるけれど、「実際どんな人たちなの?」「夫婦って本当?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、ユニット名の由来や意味から、メンバーの年齢・出身といったプロフィールまでを徹底紹介。

ハンバートハンバートの素顔を知れば、その音楽がもっと身近に、そして深く楽しめるはず!
ハンバートハンバートのバンド名の由来や意味は?


ハンバートハンバートってちょっと変わった名前ですよね。
実はこれ、ナボコフの『ロリータ』という小説に出てくる主人公「ハンバート・ハンバート」から取ったものなんです。
名付けたのは佐藤良成さんで、「響きがユニークでおしゃれだから」というシンプルな理由!
小説の内容に深い意味を込めたわけじゃなくて、語感の良さや覚えやすさを重視して選んだそうです。



難しい由来じゃなくてむしろ肩の力が抜けるくらいライトな理由でちょっと親近感が湧きました。名前の響きってやっぱり大事なんですね。
ハンバートハンバートのメンバーは?夫婦なの?


何人?
ハンバートハンバートのメンバーは、佐藤良成さんと佐野遊穂さんの2人。
実は音楽のパートナーであると同時に、本物の夫婦でもあるんです。
メンバープロフィール!
まず佐藤良成さんは1978年生まれ、神奈川県出身。
ボーカルはもちろん、ギター、フィドル(バイオリン)、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、ベース、ドラムまで幅広く演奏できるマルチプレイヤー。
作詞作曲も手がけ、ハンバートハンバートの音楽的な土台を支える存在です。
一方の佐野遊穂さんは1976年生まれ、東京都出身。
ボーカルに加え、ハーモニカやティン・ホイッスルを担当し、作詞でも独自の世界観を表現しています。
彼女の透明感のある歌声と佐藤さんの深みある声が重なり合って、あの温かみのあるハーモニーが生まれるんですね。


もともとは1998年に6人編成のバンドとしてスタートしましたが、メンバーが次第に抜けていき、最終的に二人だけのデュオに。
そこから音楽活動と私生活、どちらも一緒に歩んできて、今では3人のお子さんのパパとママでもあります。



「音楽も家族も、同じ時間の中で一緒に育ててきた二人だからこそ出せる空気感」があるんだなと。長く愛される理由がちょっとわかった気がします!
ハンバートハンバート結成のきっかけは?


結成した年やきっかけは?
ハンバートハンバートが誕生したのは、1998年のこと。
早稲田大学のジャズサークルにいた佐藤良成さんが、「おしゃれなフレンチ・ポップス風のバンドを作りたいな」と考えていたのがきっかけです。
そこで、友人の紹介で和光大学に通っていた佐野遊穂さんと出会い、音合わせをしたところ、佐野さんの歌声に一目惚れならぬ“一耳惚れ”!
そのままメインボーカルとしてバンドに迎え入れました。
結成当時のメンバー人数や活動は?
当初は6人編成のバンドで、渋谷や恵比寿、吉祥寺のライブハウスを中心に活動。
しかしメンバーは就職や家庭の都合で少しずつ脱退し、気づけば残ったのは佐藤さんと佐野さんの2人だけ。
自然な流れで夫婦デュオとして活動を続けることになったんです!



「偶然の出会いやちょっとした縁が、こんな長く続く音楽ユニットにつながるんだな」と。出会いのタイミングと相性の良さって、本当に大事なんですね!
ハンバートハンバートの代表や有名な曲は?


ハンバートハンバートには、聞いたら心に残る名曲がたくさんあります。
特に有名なのが 「おなじ話」。
2005年発表のこの曲は、亡くなった女性と夫が交わすちぐはぐな会話を描いた泣ける名曲で、ライブでも定番の人気曲です。
他にも、2021年の 「恋の顛末」 はユーモアも交えた恋愛ストーリーを繊細に描き、テレビドラマの主題歌にもなりました。
家族愛をテーマにした 「がんばれ兄ちゃん」 や、初期の切ないフォークソング 「gone」、夜の悲しみを深く描いた 「白夜」 など、多彩な曲が揃っています。
さらに、ポジティブな別れを歌う 「Farewell song」 や、日常に寄り添う温かいメロディの 「君の味方」、夢や失恋の弱さを受け入れる 「潮どき」 も人気!!
ハンバートハンバートの曲は「日常のささいな喜びや切なさ」をそのまま歌にしていて、聞くと自然と心に染みるんだなと!



どの曲も、ライブで聴いたらさらにグッと来そう!!
まとめ
ハンバートハンバートは、佐藤良成さんと佐野遊穂さんによる夫婦デュオで、1998年に大学での出会いをきっかけに結成されました。
名前の由来はナボコフの小説『ロリータ』の主人公から取ったもので、深い意味よりも「響きのユニークさやおしゃれさ」を重視して付けられています。
二人は音楽だけでなく家庭も一緒に育ててきたパートナーで、佐藤さんは多彩な楽器を操るマルチプレイヤー、佐野さんは透明感のある歌声と独自の作詞でハンバートハンバートの世界観を作り上げています。3人の子どもを育てながらも音楽活動を続け、ライブや配信で幅広く支持されています。
代表曲には、泣ける名曲 「おなじ話」、ユーモアと恋愛の物語を描いた 「恋の顛末」、家族愛を歌った 「がんばれ兄ちゃん」、日常の温かさを感じる 「君の味方」 など、多彩で心に染みる曲が揃っています。
調べてみて思ったのは、ハンバートハンバートの魅力は「日常の喜びや切なさをそっと音楽にのせられる力」にあるということ。名前の響きも曲も、どこか心に残る理由がわかる気がします。
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