ホロライブの新プロジェクト「hololive DEV_IS」から2023年にデビューしたVTuberグループ「ReGLOSS(リグロス)」は、歌とダンスを軸に活動する音楽志向のユニットとして注目を集めました。
しかし、リグロスに対しては当初から「つまらない」「方向性が分かりづらい」などの声も一定数存在・・。
これは他のホロライブグループとは異なるコンセプトや展開の仕方が背景にありそう。
ネット上ではその評価が賛否両論となっています。

こちらでは、「リグロスはつまらないのか?」という疑問を起点に、グループ内のメンバー格差、従来のホロメンとの違い、ファンからの評価、そして「伸びない」と言われる理由について、それぞれ詳しく掘り下げてみます!
リグロス(ホロライブ)がつまらないと言われる理由


リグロスが「つまらない」と言われる主な背景には、いくつかの要素が複雑に絡み合っているようです。
グループのコンセプト
まず注目すべきは、グループのコンセプト。
リグロスは他のホロライブタレントと異なり「ファンタジー設定」が存在せず、全員が“普通の人間”という現実志向のキャラクターです。
これはVTuberとしての没入感や非日常的な魅力を重視するファン層からすれば、やや地味に映る要素となってしまいました。
歌やダンスの完成度
また、2024年9月に実施された初の3Dライブでは、歌やダンスの完成度が高くなかったことから「練度が足りない」との厳しい評価が相次ぎました。
歌唱力のばらつきや動きのぎこちなさが目立ち、「本当に“歌とダンスのグループ”なのか?」という根本的な疑問を持たれるきっかけにもなりました。
登録者数の伸び
さらに、デビューから半年以上経っても登録者数の伸びが鈍く、「切り抜きで見ても印象に残らない」「火威青以外が地味」という声が出るなど、視聴者の記憶に残りにくい存在として扱われている節もあります。
一方で、「クセが強くて個性的」「応援したくなる成長物語」というポジティブな意見も存在します!!



つまり、リグロスが“つまらない”とされるのは一面的な評価ではなく、方向性の斬新さと完成度不足が交錯した結果とも言えるでしょう。
リグロス(ホロライブ)メンバーの格差について


リグロスは、メンバー間での人気やパフォーマンスの面で、明らかな「格差」が存在すると指摘されています。
まず目立つのが登録者数や配信での話題性の差。
たとえば「火威青」や「儒烏風亭らでん」は、配信スタイルの個性やコラボ適応力により他のメンバーよりも目立った活躍を見せています。
一方で、「一条莉々華」や「音乃瀬奏」は、それほど話題に上らず、メディア露出も少ないと感じるファンも多いです。
パフォーマンス面でも、特に「轟はじめ」は群を抜いてダンスが得意とされ、3Dモデル実装後のライブではソロでのダンス動画なども高く評価されています。
それに対し、苦手意識を持つメンバー(例えば莉々華など)はダンスへの対応に苦しんでおり、その様子が配信やライブでも感じられる場面がありました。
さらに、「歌とダンスで成長するグループ」という前提に対し、得意不得意の差がそのまま露出してしまっている点が、視聴者からの評価を分ける原因にもなっています。
得意なメンバーはどんどん伸び、苦手なメンバーは苦戦し続けるという構図は、応援しがいがある一方で、「グループとしての一体感に欠ける」という印象にもつながっているようです。



こうした「格差」の解消には、メンバー個々の努力もさることながら、運営側の企画や露出戦略の見直しが求められますよね!
リグロス(ホロライブ)の他のホロメンとの違い


リグロス最大の特徴は「非ファンタジー路線」であることです。
ホロライブといえば、魔法少女や異世界人、動物耳などのキャラクター性豊かな設定が特徴で、ファンもその“世界観”に魅了されているケースが多いです。
しかしリグロスは、全員が一般人という設定で、職業や性格も「地に足のついた等身大の女性」として描かれています。
また、配信スタイルもやや異なり、トークよりも歌唱やライブに力を入れる傾向が強いため、雑談配信やゲーム実況などで視聴者との距離を縮める機会が少なく感じるファンもいます。
このため、ホロライブ全体の中ではリグロスは“異色の存在”として見られており、逆に「浮いている」と評されることもあります。
衣装や演出も個別性が強く、統一感よりもアーティスティックな表現を重視しているのが特徴的です。
この独自路線は「ホロライブの多様性」として歓迎される一方、「ホロライブらしくない」と否定的に見る人も少なくないようです。



良くも悪くも「異物感」があるリグロスは、他のホロメンとの違いをどう武器にするかが今後のカギを握りそうです!
リグロス(ホロライブ)のファンの評価
ファンの評価は大きく二分されています。
肯定派
まず肯定派は「今までにないホロライブ」「リアル寄りの表現が新鮮」といった評価をしており、「普通の女の子が努力して成長していく過程」に共感する声も多いです。
特に、歌やダンスのスキルが少しずつ向上していく過程を見守る“育成ゲーム感”があり、長期的に応援したいというファン層が育ってきています。
また、3DライブではUnreal Engine 5を用いた新しい演出やカメラワークが好評で、「テレビ番組並の完成度」「VTuberライブの未来を感じる」との声も上がりました。
否定派
一方で否定派は、「ホロライブっぽくない」「キャラの個性が弱くて覚えづらい」「グループの方向性が曖昧」といった意見を持っています。
特に、ホロライブの“箱推し”文化になじまないという声や、「応援の仕方が分からない」という困惑も少なくありません。



このように、ファン評価は今後の運営方針や個人の成長によって大きく変動しうる段階にあると言えます。
リグロス(ホロライブ)が伸びないといわれる理由
最後に「リグロスが伸びない」とされる要因について、です。
まず大きな問題は、グループの方向性や目標の設定が後出しで曖昧だった点です。
デビュー後しばらく経ってから突然「チャンネル登録者合計250万人を目指す」といった目標が発表され、タレントやファンから「いまさら?」といった困惑の声が広がりました。
さらに、ホロライブ本体とは異なる「音楽アーティスト路線」であるため、従来のファン層と乖離してしまい、登録者数の伸びにくさが目立つ結果となっています。
また、グループ内でも人気に偏りがあるため、全体での一体感が弱く、“応援しやすい空気”を作りづらくなっています。
市場の飽和状態も影響しており、VTuber界隈全体が競争過多である中、よほど突き抜けた魅力や話題性がなければ「埋もれてしまう」状況にあります。
そしてもう一つ、登録者数や再生数など数字目標が過剰に前面に出すぎていることも懸念材料です。



バズを狙った配信やコラボが優先され、グループ本来の魅力や成長物語がファンに伝わりにくいというジレンマも見られますね。
リグロス(ホロライブ)はこれからが面白い!
「リグロスってめちゃくちゃ面白いポテンシャルを持ってるのに、まだうまくハマってないグループ」という印象。
個人的には「ホロライブっぽくない」という声はすごく分かりますし、たしかにホロライブ=ファンタジーとか非日常のイメージが強い中で、あえて“普通の女の子”をやるのはかなりチャレンジングだと思います。



でもその分、「リアル寄りの成長ストーリー」が好きな層にとっては、すごくハマるはずですよね!!
ただ、やっぱり歌やダンスを推している割に、その完成度が初期は思ったより高くなかったのは正直マイナスだったなと感じました。
しかも、「火威青だけが突出して目立っている」「グループの中で格差がある」と言われるのも、VTuber界隈では結構ダイレクトに人気に響く部分なので、もう少し運営がグループ全体をうまく推してあげたらよかったのに……とも思います。
それでも、技術的にUnreal Engine 5を使ったり、新しい演出に挑戦しているのはすごく面白い試みだし、そこは素直に「未来を感じる」部分だと思いました。
結論として、「つまらない」と言われるのはたぶん“ホロライブとしての期待値”と比べられてるからで、リグロス単体で見たら、結構応援しがいのある良いグループです!



これからもっと仕上がってきたら、評価もひっくり返るかもしれない、そんな予感がしています。


まとめ
リグロスは「ホロライブらしくない」ことを最大の個性とするグループですが、それが評価の両極端を生む要因にもなっています。
コンセプトの独自性、成長型のストーリー、先進的な映像演出など、伸びしろは非常に大きい一方で、明確な方向性やファンへの訴求力にはまだ課題が残っています。
今後、リグロスがどのような形でその魅力を最大化し、支持を広げていくかは、メンバーの努力と運営の戦略次第です。
そして何より、ファンがその挑戦を「一緒に見守れるかどうか」が、真の成否を分けるポイントになりそう!!
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