水曜日のカンパネラはオワコン？干された？消えた理由と現在について！

水曜日のカンパネラはオワコン？干された？

水曜日のカンパネラが干された理由は大きくわけて3つあるようです。

ただ、曲が飽きたなど音楽性の問題ではなく、プロデュース姿勢やメンバーの行動について批判が集まり、ファンが離れたというのが正直な事情のようです。

そしてそれは初代ボーカルのコムアイさん時代のことが多いようですね。

では、順を追ってご説明します。

ヒカシュー事件

ある一定の世代以上の人におなじみかと思いますが、「ヒカシュー」というロックバンドグループがいます。

日本のテクノポップ黎明期の1970年代末から活動していて「テクノ御三家」の1つと呼ばれています。

その後はテクノポップだけではなく、前衛音楽や前衛ロック、フリージャズなども開拓した日本の音楽シーンを語るうえで欠かせないロックバンドです。

水曜日のカンパネラは、2013年に「ヒカシュー」という楽曲を発表しました。

この楽曲をリリースする際、一切本家ヒカシューに連絡をしていなかったそうです。

これを問題視したヒカシューは、公式ブログで抗議しました。

ブログの概要は、「水曜日のカンパネラというグループが、アルバムの中で曲名として「ヒカシュー」を使用していて、すこしばかり憤りを感じていた」

「何の相談もなく、その楽曲もヒカシューとは関係がないようだ」

ということでした。

確かに許諾を取る義務は無いかもしれませんが、同じ音楽関係者として一言あるのが普通ですね。

そしてヒカシューは、レコード会社に対してタイトルの変更を求めました。

すると「水カンにはタイトルに大きなこだわりもないのでタイトルを変更する」とのことになりました。

何のこだわりもないのに勝手にバンド名を曲のタイトルに付けるというのもヒカシューに失礼ですし、曲作りの過程に疑問を持っても仕方ないですよね。

結果、曲名は「名無しの権兵衛」に変更しました。

このタイトルもちょっとどうかな、というのもネットを中心に広がり、水カンは「先輩に対してリスペクトがないバンド」というイメージが付いたことも確かです。

鹿の解体ショー事件

こちらは有名な事件ですね。

水曜日のカンパネラが渋谷のライブハウスでライブを行った際、その中で鹿の解体ショーを行っていたことが話題になりました。

このことを知った国連の世界動物救済支援機構の会長が激怒しました。

告発文の概要は以下です。

「命を奪う権利は誰にも無い」

「農家を荒らす鹿を退治したということだが、誰もコムアイに害虫駆除を頼んでいない」

「コムアイがやった鹿の解体ショーは決して食育ではなく、鹿を殺してライブハウスに持ち込み、３分間クッキングの音楽を掛けて楽しむ行為は、異常者の猟奇プレイだ」

「動物愛護法に触れる行為で、厳重な処分を求めて国会に嘆願書を出す」

かなりの怒りが伝わってきますね。

コムアイさん側にも言い分はあるのかもしれませんが、鹿の解体を公の場所でやるのは有り得ないですし、見ているファンが喜ぶとも思えません。

なにより、動物虐待と言われても仕方ないのではないでしょうか。

二プレス事件

最後は、コムアイさんがインスタで起こした二プレス事件です。

2017年に有名なロックフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」に参加した際、コムアイさんはバックヤードで撮影した自身の写真を、インスタグラムに投稿しました。

その写真は、うんち型のニップレスをしただけの自身の上半身でした。

こちらは賛否両論あったようですが、また批判を浴びることになります。

アートとみるには下品なイメージが強く、セクシーな写真とも言い難いこの写真は多くの人に理解されませんでした。

「人と違うことやってオシャレでしょ？が前面に出すぎて笑える」という概要の投稿もあったようです。

水曜日のカンパネラの現在について！

その後、コムアイさんは水曜日のカンパネラを脱退しました。

コムアイさんも水曜日のカンパネラに迷惑をかけたくないという想いがあったと言われています。

その後、2代目のボーカルとして詩羽さんが加入しました。

詩羽さんも独特なファッションセンスの持ち主ですが、特にこれまで大きな問題は起こしていません。

女優やバラエティタレントとしても活動していて、水曜日のカンパネラも2024年に2度目の日本武道館を行うことを発表するなど、順調のようです。

まとめ

ここまで、水曜日のカンパネラが干された理由について調べてみました。

・ヒカシュー事件

・鹿の解体事件

・二プレス事件

といった事件が重なり、ファンが離れたり、干されたという印象になっているようです。

現在はボーカルの詩羽さんが加入し順調な活動を行っているようです。

今後に期待ですね！