水曜日のカンパネラの武道館はガラガラ？チケット売れないで失敗した？

水曜日のカンパネラの初武道館はガラガラだった？

アーティストならば誰しもが憧れる、日本武道館公演。

武道館でライブを行うことが一流アーティストとしての証明であるとも言われています。

水曜日のカンパネラの初めての武道館公演は、2017年3月8日に行われました。

この公演は、現在のボーカルの詩羽さんではなく、初代のコムアイさんが在籍していた時です。

客席の様子を画像などで見てみると、確かに満員というわけではなかったようです。

ちらほらと空席もありますが、ガラガラというわけではありません。

水曜日のカンパネラはその個性的なサウンドと、初代ボーカルのコムアイさんのあまりにも自由な言動によって少なからずアンチも存在していました。

そのアンチによってガラガラという噂が作り上げられていたようですが、実際にはガラガラというわけではなく、少し空席があった程度だったようです。

ライブは失敗だった？

では、ライブ自体は成功だったのでしょうか？

こちらもネット上では、意見がわかれています。

この意見についても、水曜日のカンパネラのファンなのかアンチなのかで変わっているようです。

武道館公演に参加していたファンのレポートでは成功だったという声が多いです。

「楽しかった」であったり、「水カンらしいすばらしいパフォーマンスだった」などの声が集まっています。

水曜日のカンパネラのライブタイトルは「八角宇宙」で、その通り武道館の中央に八角形のステージが置かれました。

武道館は360度の座席を設定できるので、それにマッチしたものですね。

スクリーンやセットなどは設けず、360度の観客からパフォーマンスがよく見えるようなステージです。

初代ボーカルのコムアイさんや、メンバーが希望から実現した珍しい形のステージでした。

もちろん曲は水曜日のカンパネラの名曲ばかり。

それを次々にパフォーマンスしていくコムアイさんに、観客は盛り上がりました。

ライブは大成功？

ライブの最後には、メンバーのケンモチさんとDir.Fさんもステージに登壇しました。

水曜日のカンパネラのメンバー3人がステージに揃うことはレアです。

メンバーはファンに感謝を伝え、大盛り上がりのままライブは終了しました。

ファンにとっては最高のライブのようでしたね。

水曜日のカンパネラの2024年武道館公演とは？

そして、水曜日のカンパネラは2024年にも日本武道館でライブを行うことになりました。

2024年3月16日、土曜日に行われました。

もちろんボーカルは2代目の詩羽さんとなりますね。

メンバーの日本武道館公演へのコメント

3人からもコメントが届いていますので、その概要を紹介します。

・詩羽

「武道館が開催される2024年3月には、加入して2年半と言う月日が経つ頃になる」

「武道館に立つには少し早すぎるかもしれないが、目まぐるしい日々は決して楽なものではなかった」
　
「私の2ndステージの第一歩となる1日、全ての方に大きな愛をお渡しします」

・ケンモチヒデフミ

「2度目となる武道館公演が決まりました。とても光栄なことで大変嬉しく思っている」

「今の水曜日のカンパネラがこうしてあるのも、コムアイが残してくれたもの、詩羽が築いてくれたもの、理解し応援してくれるファンやスタッフの皆さんがあってのもの」

「一度目の武道館公演はバタバタしていて私の心の余裕もなかったので、2度目となる今回はあの時よりも少し落ち着いてきている（ような気がしている）ので、いろんな光景を目に焼き付けられたら」

・Dir.F

「前回の日本武道館公演は2012年から活動する水曜日のカンパネラとして一つの集大成な1日だった」

「来年の日本武道館ももちろん特別な1日だが、今回は集大成ではなく、これがスタートラインでもあると思っている」
　
「是非、お気軽に新たな門出にお立ち会い頂けますと嬉しい」

水曜日のカンパネラの2024年武道館公演はどうだった？曲目や盛り上がりは？

2024年3月16日に東京・日本武道館で開催された単独公演「METEOR SHOWER」。

アリーナエリアの中央にセンターステージが設置されました。

1曲目は「アリス」でした。

その後「バッキンガム」と「シャクシャイン」が続けざまに披露されました。

軽いMCの後に披露された「ディアブロ」ではおなじみのコール＆レスポンスです。

名曲「聖徳太子」が始まると、同じ見た目をしたダンサーが多数登場し、水カンの世界観が披露されました。

続く「赤ずきん」ではステージにオオカミが出現し、詩羽さんとのやりとりが客席を盛り上げます。

曲の後半ではオオカミが「祝・武道館」と書かれたこたつ布団を客席に向けて掲げ、歓声を浴びました。

「キャロライナ」「織姫」「卑弥呼」から、新曲「たまものまえ」。

「かぐや姫」は、詩羽さんは宙を美しく舞いながら披露します。

ステージに降り立ったあとは「モヤイ」と「ティンカーベル」と続き、次は「桃太郎」です。

神輿の上に大きな桃が運ばれ、割れた桃から登場したのが再びの詩羽さん。

きび団子を投げながら「桃太郎」を歌いました。

感動的なMCも

このあと、MCゾーンとなります。

詩羽さんは「2代目」という形に触れ、「どうしても『前のほうが』とか『今のほうが』とか、いろんな論争が起きてしまうが、私は今までがあったから今があると思っている」と語りかけました。

そして「みんなも『どっちのほうが』とか切ないことを言わず、『どっちも最高じゃん！」の気持ちで、どっちのことも大好きでいてくれたらうれしいです」と語りました。

詩羽さんの真剣なトークは場内を沸かせました。

続いて詩羽さんは自身を振り返りました。

「なかなか生きてるのがつらくて、もう死んじゃおうかなって思ってた時期があった」

「水曜日のカンパネラの活動を始めたら、なんかみんなに愛されるようになった」

「皆さんの愛をたくさん受け取って、私は毎日を目一杯に、生きることができています」

と涙ながらに話す詩羽さんに、観客は惜しみない拍手を送りました。

「皆さんもそんな私のことを見て、毎日をがんばって、一日でも長く、一緒に生きていけたらうれしいなと思ってます。生きるぞ、みんな！」との呼びかけに会場は感動に包まれました。

「マーメイド」「七福神」、そして大ヒット曲「エジソン」では最高潮の盛り上がりを見せます。

ラストナンバーは「招き猫」。

場内には大量の金テープが舞い、大団円となりました。

水曜日のカンパネラの武道館ライブのその後！

水曜日のカンパネラは、2024年6月5日に3rd EP「POP DELIVERY」をリリースしました。

CMソング「マーメイド」、ドラマ主題歌「幽霊と作家」などを含む、全8曲が収録されスマッシュヒットを記録しました。

さらに7月からは、全国5カ所を回るZeppツアー「水曜日のカンパネラ ZEPP TOUR 2024 POP DELIVERY」を開催します。

2024年7月3日（水）北海道 Zepp Sapporo

2024年7月9日（火）福岡県 Zepp Fukuoka

2024年7月17日（水）大阪府 Zepp Osaka Bayside

2024年7月18日（木）愛知県 Zepp Nagoya

2024年7月31日（水）東京都 Zepp Haneda（TOKYO）

精力的な活動を続けている水曜日のカンパネラ。

これからも大注目ですね！

まとめ

ここまで、水曜日のカンパネラの日本武道館公演について調べてみました。

最初に水カンが日本武道館のステージに立ったのは、2017年です。

当時は初代ボーカルのコムアイさんが歌唱し、武道館のステージを存分に使った素晴らしいパフォーマンスを繰り広げました。

座席はガラガラだった、という当時の噂もありましたが、アンチによる噂に過ぎないようです。

そして2024年3月には、2代目ボーカルの詩羽さんによる2回目の日本武道館公演が開催されました。

詩羽さんの素晴らしい歌とステージパフォーマンスは大盛況で、感動的なトークもあり、今後の水曜日のカンパネラの躍進を感じさせる公演となり大好評でした。

7月からはライブツアーも開催されている水曜日のカンパネラ。

また武道館に立つ日も近そうですね！